インプラントの手術後どのぐらいから可能?(食事・飲酒・タバコ・仕事・歯磨き・旅行)

インプラントの手術後どのぐらいから可能?(食事・飲酒・タバコ・仕事・歯磨き・旅行)
インプラントの手術後どのぐらいから可能?(食事・飲酒・タバコ・仕事・歯磨き・旅行)

インプラントは手術を伴いますので、術後はある程度安静にしている必要があります。では、ご自身の生活習慣の中で、術後いつから再開できるようになるのでしょうか?
ここでは、インプラント手術後、一定期間控えないといけないもの、再開までの期間について説明します。

1. インプラント手術後の食事・飲酒・タバコ・仕事・歯磨き・旅行は術後いつから解禁になるのでしょうか?

インプラント手術後の安静期間は、基本的に歯周病の手術や親知らずの抜歯後などのケースと同じ位と考えていいでしょう。
歯肉の組織は非常に再生力が高く、切開による歯肉の傷は、約2週間位である程度回復してきます。ですので、例えば下顎の中に埋まっていた親知らずを抜歯後に縫合を行った場合、抜糸は術後10日から14日後に行うのが通常です。

1-1.インプラント手術後の食事

インプラント手術後の食事については、傷口が落ち着いてくる術後2週間位は、熱いスープ、固い食べ物、刺激の強いカレー等の辛い食べ物は控えた方がいいでしょう。
基本的におかゆやスープなどが効率よく栄養を補給できますが、熱は回復を遅らせますので、なるべく冷ましてから摂取するようにしましょう。
ビタミンが豊富な野菜や果物もミキサーをかけて、ジュースとして摂るのが傷口には優しく良いと思います。

1-2.インプラント手術後の飲酒

インプラント手術後の飲酒については、食事と同様、術後2週間位は控えた方が無難と言えるでしょう。特に、術後3日以内の飲酒は絶対に避けて下さい。
理由は、インプラント手術の傷口は術後2~3日に腫れや痛みのピークがくるため、この間に飲酒を行うと、確実に腫れが大きくなり痛みなどの不快症状も大きくなるからです。
また、術後3日以内の飲酒は傷口も化膿しやすくなりますので、インプラント術後の飲酒は食事以上に、ご自身でよく注意する必要があります。

1-3.インプラント手術後のタバコ

タバコはストレスを発散させる効果があることは否めませんが、インプラントを含む歯科治療に関しては、まさに「百害あって一利なし」です。
タバコを吸うと口の中は常に乾燥した状態になります。口腔内が乾燥すると、インプラントの傷口の回復が遅れます。
また、喫煙により好中球が減少する事によって、体の免疫力が下がりますし、毛細血管が委縮し血液循環が悪くなるため、歯肉の健康状態に大きな影響を与えます。
歯科治療の恩恵を十分に受けたいお気持ちがあるようでしたら、この機会に禁煙される事をお勧めします。

1-4.インプラント手術後の仕事

仕事を中々簡単には都合よく休める方は少ないと思いますが、できれば術後の翌日は休んだ方が、体調管理の面ではいいように考えられます。
インプラント手術では、1~2時間の間、口を開けた状態で歯科の治療ユニットで動かない状態でいます。そのため、どうしても患者様の身体への負担がかかってしまいます。
術後はできるだけ体を休め、体を元気な状態にした方が、傷の治りも早くなると思われます。
ただし、必ずしも術後翌日は休まなければいけないというわけではありませんので、主治医とよく相談して決められるのが良いと思われます。

1-5.インプラント手術後の歯磨き

インプラント手術後は、インプラントを埋入した周囲の歯への歯磨きは、術後2週間位は控えるように指示されます。
これは、歯ブラシが術後閉ざしている傷口にダメージを与えたりして、治りが遅れたり、術後の再出血を防ぐためです。
インプラント手術後は大体において、歯磨きの代わりに、処方される洗口剤でインプラント周囲の汚れを落としていきます。また、術後は週に2~3回の消毒を受けると思いますが、その際に汚れをある程度とってもらえます。
術後2週間後は、通常の固さのブラシで磨くのではなく、毛先の柔らかいソフトブラシを用い、磨く力を弱めて磨いていきます。その後傷の治り具合をみながら、徐々に通常の固さの歯ブラシに戻して磨いていきます。

個人差はありますが、術後1ヶ月後には、通常の歯ブラシで磨かれている方が多いです。ソフトブラシはインプラント手術を受けた歯科医院で提供されると思いますが、もし提供されなかった場合は尋ねてみて下さい。

1-6.インプラント手術後の旅行

旅行についても、やはり術後2週間位は控えた方がいいでしょう。
理由は、術後最低2週間は、基本的に傷口の消毒をする必要がある事と、その期間は傷口が開いたり、予期せぬ痛みが出る可能性があるからです。
そのような症状があらわれた時に、手術を受けた歯科医院から距離を開けるのは得策と言えません。特に術後2~3日は痛みや腫れなどの症状がピークを迎えますので、旅行は避けましょう。
また上顎にインプラントを埋入する際には、上顎洞と呼ばれる鼻の横の大きな空洞に特殊な処置を施すことがあります。この空洞は気圧の変化に大きな影響を受けますので、こういったケースの該当する方は、いつ頃から飛行機に乗れるのかを主治医と事前に相談しましょう。

2.解禁の際の注意点とは何でしょうか?

患者様によりますが、インプラント手術後、仮の歯をつけることがあります。その場合は直接その仮歯で噛むのは控えるようにしましょう。
理由はインプラント手術で埋入する人工歯根が骨に定着するまでにかかる期間は、基本的に下顎で3ヶ月、上顎で6ヶ月と言われており、仮歯で噛んでしまうと人工歯根が揺れてしまい、定着が遅くなるからです。
仮歯をつけるかどうかは、残っている歯の本数等の関係もありますので、主治医と相談されることをお勧めします。

まとめ

インプラント手術後、2週間は安静に努めましょう。
特に術後2~3日は痛みや腫れなどの症状がピークを迎えますので、日常生活にも少なからず影響が出る可能性が高いので、注意が必要です。
仕事については、なかなか難しい面もあるかと思いますが、主治医と相談し、連休前等日程を調整した上で、手術を受けるよう調整されたほうが、周りへの影響も小さいのではないかと思われます。
タバコについては、インプラント手術を受けるのであれば、禁煙する気持ちで臨むことをお勧めします。

ハーツデンタルクリニック医療法人社団

ハーツデンタルクリニック医療法人社団

投稿者プロフィール

ハーツデンタルクリニックは、皆さまに寄り添い、皆さまの立場で考え、実行する歯科医院を実現するべく設立しました。皆さまが生涯を通して「食事を楽しみ」「周囲を気にせず笑い」「人生を幸せに暮らすことができるよう」努めております。

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