親知らずが横向き、埋没している場合の抜歯に入院は必要?かかる費用とは?

親知らずが横向き、または埋没している場合の抜歯に入院は必要?かかる費用とは?
親知らずが横向き、埋没している場合の抜歯に入院は必要?かかる費用とは?

親知らずは横向きに生えていたり骨に埋まっている場合、抜歯にとても時間がかかったり強い痛みをともなうことがあります。
極端なケースでは、入院して抜歯処置を行うことがあります。

ここでは、親知らずの抜歯と、歯科医院では抜歯が難しく、入院が必要な親知らずは、どのようなケースが該当するかについて説明します。

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1.歯科医院では抜歯がさけられる親知らず

親知らずはいちばん奥に生えている8番目の歯です。
親知らずは汚れがたまりやすく、大きな虫歯や歯肉にひどい炎症がおきると抜歯をすべきであると判断されます。
上顎の親知らずは、ほとんどの場合、歯科医院で抜歯することができます。また下顎の親知らずでも、まっすぐ生えている、完全に歯肉に頭がでている場合には抜歯が可能です。

歯科医院での抜歯が難しい親知らずは、親知らずが横向きに生えている、ふつう生えているはずの頭の部分が骨に埋まっているケースで、下顎の親知らずで多く見られます。

2.歯科医院で抜歯をさける理由

歯科医院で親知らずの抜歯のために大きい病院を紹介される場合、いくつかのパターンがあります。

2-1.親知らずの抜歯は外科処置に伴うリスクが高い

横向きに生えている、骨に埋まっている親知らずの抜歯は、通常の抜歯とはかなり異なり、局所的な手術といったほうが近いです。
親知らずが骨に埋まっている場合には歯肉をメスで切り、骨を削る必要があります。このため身体には大きなストレスが加わり、出血のリスクを伴います。

極度に痛みに弱い方は、痛みによるストレスで一時的ではあっても過呼吸になったり、ショックで倒れてしまうことがあります。

またお年寄りなど心臓病など重度の全身疾患がある患者様は大きな外科的なストレスが加わると体調が急変してしまうことがあります。

大量出血や全身状態の急変にすばやく対応するには、設備が整っていて人員も豊富な大きな病院のほうが応急処置等の対応に長けているため安心です。

2-2.歯科医院では親知らずの抜歯を専門とする歯科医師が少ない

親知らずの抜歯は専門的な手技であり、歯科の中でも口腔外科という分野が専門としています。
一般的には口腔外科を専門とする歯科医師は大学病院など比較的大きな施設で勤務し、歯科の中でも外科的な処置を専門的に行っています。

一般の歯科医院では虫歯や入れ歯の治療などが中心で、親知らずの抜歯は口腔外科を専門とする歯科医師に依頼するのが一般的です。

歯科医院の中には口腔外科を専門とする歯科医師を非常勤でよび、親知らずの抜歯を行っている所もあります。

3.入院下での抜歯が望ましいケース

上述のとおり、局所的な手術ともいえる親知らずの抜歯では、全身麻酔で行うことがあります。全身麻酔の場合、ほとんどが入院下で行われます。

では、どのようなケースで全身麻酔での親知らず抜歯になるのでしょうか。

3-1.親知らずが骨に深く埋まっていて、神経に近い

下顎の親知らずの下には、「下顎神経」という顔の下の感覚を支配する神経が通っています。
親知らずが深く骨に埋まっていると、親知らずの根っこが下顎神経ととても近いことがあり、抜歯のときに下顎神経を損傷してしまうことがあります。

下顎神経を損傷すると、痛みや唇のしびれが治らない危険性を伴います。
レントゲンをとって親知らずと神経がとても近いと判断されると、口腔外科医の判断で全身麻酔が好ましいとされる場合があります。

3-2.全身状態に不安がある

極度に痛みに弱く、痛みのストレスに耐えきれないときには全身麻酔で抜歯を行うことを勧められます。また高齢者など心臓病、肝臓病など重い全身疾患がある方は、入院下で点滴など全身管理をしながら抜歯をすることがあります。

3-3.抜歯後の退院までの期間

手術で親知らずを抜歯した直後は、外科的処置後のストレスで全身がだるくなったり、腫れや痛みによりいつもどおりごはんが食べられない場合があります。

基本的には、入院前と同じ生活が送れると判断された場合に退院できます。
若くて健康な人であれば基本的には1泊2日で退院できます。体のだるさや栄養状態に不安があれば3~4日程度の入院期間が一般的です。

入院費は病院によってかなり差はありますが、1日1~2万円が目安とお考え下さい。またご自身が加入している保険でカバーできる場合もあるので、事前に調べてみることをお勧めします。

まとめ

親知らずが下顎神経に近い、痛みに弱い体質、重篤な持病をお持ちの方などは入院して全身麻酔での親知らずの抜歯になります。
事情を知らない方はオーバーに思うかもしれませんが、これまでのご説明で入院が必要なケースがあることはご理解頂けたかと思います。

もし、親知らずの抜歯で、上述のケースに当てはまる場合は、主治医と相談して、難抜歯に対応できる病院を紹介してもらって下さい。

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投稿者プロフィール

ハーツデンタルクリニックは、皆さまに寄り添い、皆さまの立場で考え、実行する歯科医院を実現するべく設立しました。皆さまが生涯を通して「食事を楽しみ」「周囲を気にせず笑い」「人生を幸せに暮らすことができるよう」努めております。

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