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お口の悩み

歯ぎしりの原因は?治療方法や改善方法も解説

 

歯ぎしりの原因は?治療方法や改善方法も解説

 

歯ぎしりは一種の生理現象として多くの方が無意識に行っている行為ですが、実はこの歯ぎしりにより、歯に大きな負荷がかかり、ひどくなると、歯のひびわれ、破損が起こってしまいます。そこで今回は、歯ぎしりの原因から歯ぎしりによる体の不調の種類、歯科医院での治療方法や自分でできる改善方法などまでについても解説します。

 

歯ぎしりの原因は?

 

歯ぎしりの原因は?

 

子供から大人まで多くの方が日常的に行っている歯ぎしりですが、原因としては次のようなものが挙げられます。

 

ストレス

歯ぎしりの原因としては、日常的に蓄積されたストレスを発散するために行うという意見が主流です。睡眠中に無意識に歯ぎしりや、食いしばりをしたりすることでストレスを解消しているといわれています。

 

嚙み合わせの調整

噛み合わせが合っていないのを自分の体が無意識に調整しようとして歯ぎしりをしている場合もあります。歯が1本だけ高くなっているなど、上下の歯の噛み合わせが悪いと、歯ぎしりが起こりやすくなります。

 

日中の習慣

日中の習慣も、歯ぎしりの原因となりえます。たとえばスポーツ選手が力を入れるときに瞬間的に歯を食いしばったり、緊張やストレスが続いて無意識に歯ぎしりをすることが習慣になっていたりすると、睡眠中にも歯ぎしりしてしまう場合があります。

 

乳歯と永久歯の混在

乳歯と永久歯が混在する小児の場合は、噛み合わせ自体がまだ完成していないので、噛み合わせが落ち着かなく歯ぎしりをしてしまうケースがあります。

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歯ぎしりは放っておいても大丈夫?

 

歯ぎしりは個人差が大きい生理現象の一つです。これくらいなら何の問題も起こらないだろうというケースもあれば、あまりにも強く歯ぎしりをしているために歯が大きくすり減ってきているものまで、実にさまざまなケースがあります。

 

歯ぎしりによる体の不調

 

歯ぎしりによる体の不調

 

歯ぎしりを放っておくと、どのような体の不調が起こるのでしょうか。

 

歯の不調

歯ぎしりによって歯が大きくすり減ると、歯の中の神経近くまですり減ってきて、ひどいときは、神経自体が露出してしまうケースがあります。

 

場合によっては、歯の寿命を左右する神経自体を取る必要が出てきます。症状としては、歯が頻繁にしみ始めたり、噛むと痛みが出たりということが起こります。

 

歯ぎしりの大きな力によって、歯自体が折れたり、欠けたりするケースもあります。また、歯周病の患者さんの場合は、強く噛む力が、歯周病を悪化させてしまう場合があります。

 

顎の不調

歯ぎしりによって顎関節症になるケースが多く見られます。歯ぎしりが顎に及ぼす影響は大きく、口が開けにくくなることもあります。

 

その他の体の不調

歯ぎしりは頭痛や肩こりの原因となり、さらには腕のしびれ、腰痛、倦怠感などを引き起こす場合があります。さらに、睡眠時無呼吸症候群や心筋梗塞を引き起こす遠因ともなります。

歯並びが気になる

歯ぎしりの治療法は?

 

歯科医師が行う一般的な歯ぎしりの治療は、患者さんにナイトガードを就寝時に装着してもらうことです。

 

ナイトガードとは?

ナイトガードとは、マウスピースとも呼ばれるボクサーが試合中に口の中に入れているマウスガードみたいなものです。ナイトガードによって、就寝中に歯ぎしりをしていても上の歯と下の歯が直接かみ合うことを防ぎ、歯が新たにすり減るのを予防できます

 

歯ぎしりの強さを確認できる

ナイドガードは強く歯ぎしりをすると、次第にすり減ってくるので、ナイトガードのすり減り具合から、どれだけ強く歯ぎしりをしているのかを確認できます。

 

歯ぎしりは、自身がその行為を行っているのに気が付いたら止める、もしくはパートナーなどに歯ぎしりをしていたらその都度教えてもらう)ということを繰り返して、頻度を減らしていきます。その過程で、ナイトガードが歯科医師にとって患者さんの歯ぎしりの状態を判断できる有効な資料になります。

 

歯ぎしりは、生理的な現象の範疇に入ってくるため、なかなか治療効果が表れにくいケースもありますが、ナイトガードの装着等によって、歯の新たなダメージを確実に予防することができます。気になる方は、東武伊勢崎線・谷塚駅から徒歩1分の場所にあるハーツデンタルクリニック谷塚駅前に相談されることをおすすめします。

 

かみ合わせの調整

かみ合わせは年齢や虫歯、歯周病の進行具合などによって変化していきます。以前は歯ぎしりをしていなくても、何らかのきっかけでかみ合わせが変わり、歯ぎしりが起こる場合もあります。そうしたときには、歯科医院でかみ合わせを調整してもらうことで、歯ぎしりが治るケースもあります。

 

治療以外の歯ぎしりの改善方法

 

歯科医院での治療以外に、自分でできる歯ぎしりの改善方法について解説します。

 

質の良い睡眠をとる

自分で歯ぎしりの症状を改善する方法のひとつには、質の良い睡眠をとることです。枕の高さなどを調節し、寝返りが打ちやすい姿勢で眠るようにします。

 

ストレスをためない

前述したように、歯ぎしりの原因の多くがストレスです。適切なストレス解消は、歯ぎしりの改善に有効な方法だといえるでしょう。

 

市販のナイトガードは要注意!

 

時折、市販のナイトガードが売られているのを見かけますが、個々の歯の型にフィットするものを市販で作るのは不可能です。市販のナイトガードは、装着しても不安定で、違和感があったり、最悪の場合、逆に口の中を傷つけてしまう恐れもあるので注意しましょう。

 

まとめ

 

ご説明したように歯ぎしりは、最悪の場合、歯が砕けてしまうようなダメージになります。そうならないためには、歯科医院に相談することが最善の道です。

歯科医院で、自分の歯並びに合った、オーダーメイドのナイトガードを作ってもらうようにしましょう。現在では、オーダーメイドのナイトガードも歯科医院で短期間に作ってもらえますので、東武伊勢崎線・谷塚駅から徒歩1分の場所にあるハーツデンタルクリニック谷塚駅前に相談してみてください。

医療法人社団ハーツデンタルクリニック 院長(歯科医師、歯学博士)監修
永橋克史
監修者 歯科医師 永橋克史
ハーツデンタルクリニック西白井駅前の院長。城西歯科大学(現 明海大学)卒業。仕事でうれしい時は思うような治療ができ、患者様に喜ばれ、お礼を言われたとき。
ハーツデンタルクリニック西白井駅前
高田耕司
監修者 歯学博士 高田耕司
日本歯科麻酔学会認定医、歯学博士。麻酔での無痛治療を得意としている。
ハーツデンタルクリニック八千代中央駅前
加瀬武士
監修者 歯学博士 加瀬武士
ハーツデンタルクリニック谷塚駅前の院長。日本大学歯学部歯学科卒業。補綴学を専門分野としている。
ハーツデンタルクリニック谷塚駅前


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