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歯の知識

ほうれい(法令)線など顔のしわには、歯ぎしりや歯の健康が影響している?

 

ほうれい(法令)線など顔のしわには、歯ぎしりや歯の健康が影響している?

 

ほうれい線など顔にできるしわには、実は歯の健康や歯ぎしりなどが影響しているのをご存じでしょうか。顔にしわができると、それだけで老けて見えることがありますので、できれば悪化させず、改善したいのもです。

 

そこで今回は、顔のしわができる原因と歯のかかわり、改善方法などについて詳しく解説します。

 

歯を失うと顔のしわが増える!?

 

歯を失うと顔のしわが増える!?

 

顔のしわは、年をとるにつれて増えていくものです。これは、加齢にともなう変化として避けては通れません。

 

ただし、高齢の方が老けて見えるのは、加齢による皮膚の老化だけが原因ではなく、歯を失うことも大きく関係しています。たとえば、70歳や80歳を超えている高齢の方でも、たいへん若く見えるケースがあります。そうした方の口腔内に注目してみると、残存歯数が多いことが珍しくありません。

 

天然の歯が多ければ多いほど、元々の顔貌が維持され、その結果、高齢でも若く見えるからです。逆をいえば、多くの歯を失うと、それだけ顔貌が変化します。具体的には顔のしわが増えて、老けて見えるようになってしまいます。

 

入れ歯でも顔貌が変化する

 

たくさんの歯を失うと、最終的には入れ歯を装着する人が大半です。入れ歯は、元々の歯列をできるだけ忠実に再現するようにつくられていますが、やはり、審美的な面で天然歯には劣ります

 

なぜなら、入れ歯は、何よりもまず機能面を考えなければならないからです。歯は、ものを噛むための組織ですので、見た目はよくてもきちんと咀嚼できなければ、意味がありません。入れ歯は、審美性までを完全にカバーすることは難しく、結果として装着時に顔のしわなど顔貌の変化が現れてしまいます。

 

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歯ぎしりによって顔にしわができる!?

 

私たちは普段、とても強い力でものを噛んでいるため、多少硬いものでも噛み砕くことが可能です。

 

それだけに、噛み方を間違えると、歯自体を傷めることも多々あります。とりわけ注意が必要なのが、歯ぎしりや食いしばりです。歯と歯の間に食物などが介在していないので、咀嚼力がダイレクトに歯に伝わることとなり、結果として歯の摩耗が起こります。

 

歯が摩耗すると、歯の表面の凹凸がなくなるだけでなく、歯列全体の位置が下がってしまいます。これを専門的には「咬合が下がる」あるいは「噛み合わせが低くなる」などといいます。

 

そして、噛み合わせが低くなることで生じるのが、顔のしわです。口腔内に収まっていた歯の面積が減少すると、その周囲を覆っている皮膚がたるんでしまうため、顔にしわができてしまうというわけです。

 

ただし、歯ぎしりをしているからといって、その全員が全員、顔にしわができるわけではありません。元々の顔の形や歯列の形態などによって、顔にしわができやすい人、できにくい人がいます。

 

歯ぎしりの原因は?治療方法や改善方法も解説

 

左右どちらか一方でかみ続けることがほうれい線の原因に

 

左右どちらか一方でかみ続けることがほうれい線の原因に

 

左右どちらかの一方で食べ物をかみ続けることは、顔や口の周りにゆがみを生じさせ、ほうれい線の原因となります。たとえば、左右のどちらかに虫歯がある、知覚過敏の歯がある、あるいは歯周病などがあるために、左右どちらかの一方で食べ物をかみ続けると、顔や口の周りの形にゆがみが生じ、ほうれい線ができてしまう場合があります。

 

また、歯の詰め物やクラウン、ブリッジや入れ歯などに不具合があって左右を均等にかめない場合も、ほうれい線の原因となりますので注意しましょう。

 

奥歯をかみしめる癖でもほうれい線ができる

 

緊張したときや運動をしているとき、集中してパソコンに向かっているときなどに、つい奥歯を強くかみしめてしまう方も多いのではないでしょうか。このように奥歯を強くかみしめることは、やはり顔のゆがみを生じさせ、ほうれい線だけでなく、顎関節症や歯の損傷の原因になるケースもあります。

 

歯がかかわるしわの改善方法は?

 

表情筋を刺激する

 

口の内側から表情筋を刺激しすると、頬の大きな筋肉がリフトアップします。筋トレやストレッチと同じで、毎日やることで確実に効果が現れます。しかも、お口の中なのでけっこう強めにマッサージしてもシワにはなりません。皮膚を直接マッサージするよりも安心です。

 

歯肉マッサージ

 

指の腹を使って、歯肉、歯の境目を円を描くようにマッサージする歯肉マッサージによって頬の筋肉を引き上げます。頬の片側だけの場合は人差し指で、両頬を一緒に引き上げるなら親指と人差し指をお口の中に入れて引き上げます。

 

マウスピースの装着

 

歯ぎしりと食いしばりの防止策としては、ナイトガードと呼ばれる歯ぎしり防止のマウスピースの装着が挙げられます。また、かみ合わせが悪いときには、かみ合わせの調整をします。東武伊勢崎線・谷塚駅から徒歩1分の場所にあるハーツデンタルクリニック谷塚駅前では、患者さん一人ひとりの歯ぎしりの状況を検査して各人に合った歯ぎしり防止のマウスピースをおつくりします。また、かみ合わせのご相談にも乗っております。

 

自分は歯ぎしりや食いしばりとは関係ないという方も、ふと気付いたとき、歯と歯がくっついていないか自分でチェックしてみてください。

 

まとめ

 

ご説明してきたとおり、歯は顔貌に大きく影響を及ぼし、ほうれい線などしわができる原因となります。

 

もちろん、歯ぎしりは歯や顎の機能面においても弊害の多い悪習癖ですので、いずれにせよ改善することが望ましいといえます。東武伊勢崎線・谷塚駅から徒歩1分の場所にあるハーツデンタルクリニック谷塚駅前では丁寧なカウンセリングを行い、しわの原因になる歯の異常がないかについて適切なアドバイスをさせていただいております。

 

寝ている間の歯ぎしりにお悩みの方も、ぜひ、ご相談ください。

医療法人社団ハーツデンタルクリニック 院長(歯科医師、歯学博士)監修
永橋克史
監修者 歯科医師 永橋克史
ハーツデンタルクリニック西白井駅前の院長。城西歯科大学(現 明海大学)卒業。仕事でうれしい時は思うような治療ができ、患者様に喜ばれ、お礼を言われたとき。
ハーツデンタルクリニック西白井駅前
高田耕司
監修者 歯学博士 高田耕司
日本歯科麻酔学会認定医、歯学博士。麻酔での無痛治療を得意としている。
ハーツデンタルクリニック八千代中央駅前
加瀬武士
監修者 歯学博士 加瀬武士
ハーツデンタルクリニック谷塚駅前の院長。日本大学歯学部歯学科卒業。補綴学を専門分野としている。
ハーツデンタルクリニック谷塚駅前


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