虫歯が原因?蕁麻疹・脳腫瘍・副鼻腔炎と虫歯の関係とは

蕁麻疹・副鼻腔炎・脳腫瘍と虫歯の関係
虫歯が原因?蕁麻疹・脳腫瘍・副鼻腔炎と虫歯の関係とは

虫歯は、ご存じのとおり、虫歯菌による浸食による病気です。

あまり知られていませんが、実は、虫歯は単に歯の病気だけでなく、虫歯が引き金となって別の病気を発症することがあります。

そのため、虫歯に不幸にしてかかってしまった場合、他の病気にかかっていないか確認する必要があるのです。

ここでは、虫歯が引き金となっておこる別の病気について説明していきます。

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1.虫歯になったとき、歯だけを注意すればいいのでしょうか?

いいえ、そんなことはありません。

単に虫歯といっても、放っておくと症状は歯だけにとどまらず、頭痛、副鼻腔炎、顎放線菌症、心内膜炎、脳梗塞、舌癌など全身の様々な個所で問題が生じる可能性があります。

ですので、虫歯と言って軽く考えず、見つかった場合はすぐに歯科医院で治療してもらうように気をつけましょう。

 

2.実際に虫歯とその他の疾患にはどのような関係があるのでしょうか?

虫歯が引き金(原因)となって別の病気、症状を引き起こすことがあります。

以下に病気・症状別に説明します。

 

2-1.頭痛

虫歯になった後、度々頭痛に悩まされた経験をされている患者様は多いと思います。

これは、特に舌の奥歯の根の先の近くには、下顎神経という大きな神経があり、その下顎神経は体の中で下顎から上の方に伸びて、側頭部の所までいきます。

歯の神経に炎症を起こすような大きな虫歯の場合、その下顎神経まで影響を受け興奮した状態になりますので、神経が伸びている側頭部の所まで症状が出てきます。

これが、虫歯になると頭痛が誘発されるというメカニズムです。

 

2-2.副鼻腔

両側の目の下の部分は、内部が副鼻腔と呼ばれる空洞になっています。

上顎の奥歯の根の先の部分はこの空洞と顎の近くに位置しています。
この部分の歯が虫歯になってそのままにしていると、歯の根の周囲から炎症が前述の副鼻腔にまで達して、空洞内に膿がたまってきたりします。

症状は鼻づまり、鼻水、副鼻腔周辺の痛みなどがあります。歯が原因でこのような症状が出ている場合は、原因となる歯の根の治療を施します。

症状が改善されない場合は、原因歯の抜歯を行い抜いたところの穴から消毒液を副鼻腔の方に流し洗浄を行い、炎症の軽減を試みます。

それでも改善されない場合は、歯科ではなく、耳鼻科の方で内視鏡を用いた治療を行う事もあります。

 

2-3.舌の傷、舌癌

虫歯をそのまま放置していると、大きな穴ができ、その歯が欠けたりすると端の方がギザギザの状態になる事があります。

この状態だと、どうしても気になってしまい舌で頻繁にギザギザの部分を触る癖がついてしまいます。そうすると舌で鋭利な部分を頻繁に触る事によって、舌に傷ができることがあります。

歯のギザギザの状態が続き、舌の傷が慢性化すると、最悪の場合、その傷が原因で舌癌になってしまう事もあります。

舌癌はやはり癌の一種ですので、舌切除の手術や、抗癌剤治療などを伴う非常に重い病気です。

口腔内や入れ歯に鋭利な所があり、舌で触る習慣がある場合は、早めに歯科医院で治療してもらうようにしましょう。

 

2-4.血栓症

歯の根の部分は顎の骨に埋まっていますが、名の先の部分を中心に周りには細い血管が広がっています。
歯に必要な栄養分を、血液を介して運んでいるという事なのですが、栄養分ではなく、虫歯菌がこの血管の中に入り込み、全身に運ばれてしまう事があります。

その結果、心臓の部分に運ばれて心内膜炎を起こしたり、脳の血管に運ばれ、血管を詰まらせ血栓症の状態となることがあります。

血栓を起こした血管が脳の血管だっただめ、脳梗塞を誘発してしまったという報告もあります。
単に虫歯と言っても、歯は血管、神経を介して全身と繋がっているので注意が必要です。

 

2-5.アレルギー

虫歯が直接の原因ではありませんが、歯科治療に用いられる金属やレジンと呼ばれる白い詰め物に対して、かゆみや発疹などのアレルギー反応を起こしてしまう患者様もいます。

原因となる金属などを口腔内から除去すれば、アレルギーは治りますが、最初から虫歯をきちんと予防できていれば、避けられる経験ですので、こういった虫歯になる事によって起こるリスクを理解して、十分な予防対策をするように心がけましょう。

 

2-6.顎骨壊死

これは、骨粗しょう症等の骨密度が低い方がかかるのですが、該当する患者様は、虫歯治療の処置として抜歯を行った場合、顎骨壊死になることがあります。

骨粗しょう症の治療薬のひとつに、ビスフォスフォネートという骨を強くするこの薬剤があります。

この薬剤を服用している患者様の歯を抜歯した結果、抜歯をした後の傷がふさがらずに、顎の骨が露出した状態が長期間続くという症例が過去にありました。

原因は、ビスフォスフォネート剤の働きが、傷口の再生を阻害していたためでした。

ビスフォスフォネートを服用している患者様に抜歯を行う際には、ビスフォスフォネートを処方している担当医と相談のもと、一定期間薬の服用を中止する事が必要となります。

 

まとめ

虫歯はごく初期のもの以外は、自然に治る事はないので、様々な問題が起こる前に、もしくはそういった不安を抱えている間に、一刻も早く治療を受けましょう。

虫歯が引き金となり、上記の病気にかかった結果、亡くなられた方もいますので、これを読まれた方は、虫歯により、「他の病気にかかる」、「他の病気になるリスクが高まる」という意識を常に持つようにしましょう。

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